外信印・etc

2009/09/25

洋紙桜・6銭「タ」  東京小型アステリスク・緑印

‘タカハシ・516号’の落札品(Lot.4 最低値6,000円・落札値8,500円)

‘タカハシ’は縦書丸一印と外信抹消印のともに単片2点落札。2点とも台切手との組み合わせの少ないもの。

   

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                     洋紙桜・6銭「タ」   

              東京小型アステリスク・青緑印

 

                    S090925a

 

 

『日専』に、無声・外信白抜十字・緑小花・黒小花・イニシアルとタイプ別の評価が与えられている小判切手と違い、手彫切手は『日専』・『手彫専門』ともに外信抹消印はひとくくりにまとめられた評価しか載せられていない。したがって、手彫切手の外信抹消印のタイプ別稀少性の判断は経験則に頼らざるを得ない

  

洋紙桜切手は、東京で抹消印が使われた頃にはほとんど使用されなかったのか、どの額面でも小型花型印はほとんど見かけない。入手の切手の仮名は「タ」で、6銭の中では最も多い仮名。『手彫専門カタログ』の外信抹消印評価は14,000円だが、これは横浜局あたりのものに対する評価で、東京の小花型印ともなれば稀少性は10倍どころではないだろう。

 

 

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2009/01/09

ネギ5銭・横浜局適正使用

外信印の方も‘初回’ということで。本来ならば‘TREASURE BOX’に入れるべきものだけれども・・・。

ご覧のように、横浜差立アメリカ宛書状のフロント(正確には周囲がカットされた‘フロントの一部’で、しかも破れ補修)。

ネギ5銭は、1876年4月1日より日米間・国内上海間(上海米国間も同)の外信書状基本料金が5銭に引き下げられたことにより発行された。同年6月23日には旧小判5銭が発行されるので、‘.1~6.22までの上記間の外信書状’がこの切手の‘適正使用’となる。まだ外信の絶対数がそれほど多くなく、また適正使用期間が3か月にも満たない短さであったので、ネギ5銭適正使用の確認例は極めて少ない。

この切手の初期外信使用としては、故水原コレクションの上海差立長崎宛(1876.5.30)や、クラーク博士差出で札幌の◎KG印で抹消された米国宛(1876.8.9)などがあるが、適正期間に国内局から差立てられた例は自分では他に見た記憶がない。

抹消印は‘タマゴ型’が特徴的な白抜十字(西野本のYH76B)で、同じ日付の他のカバーと印影の特徴が一致し、カバーにもタイしている。また、指定船名の‘コロラド号’やサンフランシスコの着印日付(5.19)も問題はない。

完全な‘エンタイア’でないのは残念だが、‘貴重な資料’ではある。

 

           図案改正ネギ5銭単貼横浜差立アメリカ宛書状(フロント)  

      外信白抜十字・YH76B+二重丸PAID ALL 1876.4.26

      S090109a_2

           ※画像はクリックで拡大します。

                    

           S090109b_2     

    

 

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