外信抹消印図鑑 No.8 : 横浜・二重リング YH82A
前回と同じく使用時期が大きく分かれている抹消印。
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横浜・二重リング YH82A
Ⅰ期
Ⅱ期
極細い線が二重になっている横浜局の抹消印。リングの直径は、外側が約21ミリ内側が約18.5ミリ。
西野本発行当時は、まだ1882.1.24のカバーしか見つかっていなかったので、記号は‘YH82A’と分類されているが、その後1877.6.6と1880.10.21の使用例が確認されている。使用例は上記3点のみだが、単片でも数が極少なく、横浜局の抹消印では1,2を争う稀少印である。これまで見た単片上の印影はほとんどが部分影で、満月に押されたものは極々少ない。
上掲の画像でⅠ期としたものは、1876~77年頃に使われたと思われるもので、太丸枠十字・YH76Eと重ね消しにされている。小判切手では、黒1銭・オリーブ2銭やエスパルト紙に押されたものはこの時期の可能性が高い。
Ⅱ期の方の台切手は1879.6.30発行の3銭なので、当然後期の方の印影。白抜十字・YH81Aの後期印影と重ね消しにされている。Ⅰ期の印影と比べると、リング銭が太くなっているのが見て取れる。3銭上の印影はこれが唯一の確認例。
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