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2009年1月

2009/01/30

縦書丸一印セレクション 6 : 郵便電信局・年ⅢC・五所川原型

印影は確認していながら取り逃したばかりに、その後長い間入手機会さえ訪れないアイテムがある。

長年待ち望んだものを見つけ出し、やっと入手できたときの感慨はより一層深い。

   

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           郵便電信局・年ⅢC(小郵電)・五所川原型

                  明29(?).3.14

                  S090130a

    

 

‘郵便電信局・年ⅢC(小郵電)型’のサブバラエティー。

 

‘小郵電’は、普通、下部の表示が右から‘○○/郵便電/信局’(○○は局名)となっているが、この‘五所川原型’は、局名が4文字と長く下部Ⅰ欄に収めづらいために局名の最後の文字をⅡ欄にまわした形になっている。小郵電で局名が4文字の局は他に‘市川大門’があるが、この局の場合は4文字すべてがⅠ欄に収められていて普通のタイプとなっている。局名が3文字以下の局ではこのような例の可能性はまずないので、このタイプは‘五所川原’1局だけであろう。

 

この印影を最初に見たのは収集を始めて間もないころのオークション誌。と言っても、当時はこのタイプは未確認であったことや縦書丸一印を見る眼も養われていなかったこともあり、その時は見逃し、何年か後でカタログを見直したときにやっと気がついた。初めて入手したのは、それから10年以上たったHP開設以降のことでU小判2銭上の印影。その後、それよりも少しだけ状態の良い画像のものに替わった。

 

これまでの確認は上記の2点を含めて6点のみ。ただ、特に少ない理由も見当たらないので、個人のコレクションや切手商の貼込帳にはまだまだ眠っているだろう。

  

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2009/01/28

外信抹消印図鑑 No.3 : イニシアルY・Y/6G

旧小判8銭は、きれいな印影の外信抹消印に苦労する切手である。 

外国郵便(香港・ハワイ宛8銭)用’として発行された切手だが、当時の外信の大部分を占めるUPU加盟国宛では半端料金となり他の額面と混貼されたためか、単片上に満月で押されたものが極めて少ない。加えて、濃い刷色なので、たとえかかり具合が良くてもすっきり見えないものが多い。

 

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                イニシアルY  Y/6G                  

          S090128a

   

 

横浜のイニシアル印で、1886年11月~87年7月の使用例がある。直径は約19ミリ。

   

形がすっきりと整い、竹の茎の水平断面のような模様を現す印影が多く、‘バンブー’という愛称がつけられている。イニシアルYの中では圧倒的に数が多いタイプで、‘イニシアルYの代名詞’のような存在となっている。他のタイプと比べても、満月かそれに近いものの割合が多く、このタイプではかかり具合の悪いものを探す方がむしろ難しい。

 

バンブー模様に関しては、印影による個体差がないので、インクパッドの転写でないことは明らかである。印材は分かっていないが、使用頻度が大きいのに他のタイプのY印に多い欠損・ひび割れが見られないことから、このタイプには他のタイプと異なる何か硬い印材が使われた可能性が高い。

  

数はたくさんあるので集めるのに苦労はないが、後期に使われたものにはこのタイプの特徴であるバンブー模様のはっきりしないものもあるので、なるべく模様のはっきりしたものを選びたい。

 

次回はもう1つの‘バンブーY’。

 

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2009/01/26

縦書丸一印セレクション 5 : 東京/下谷郵便支局 大ⅢH型

明治18年9月より使用された縦書丸一印は、23年4月に切手抹消が開始されるまでの4年半の間、為替関係の書類に証示印として押された。

この4年半の間に局種や局名が変更された局の場合、変更前の印影は切手上には存在せず、証書類上でしか見ることができない。

この点、‘地元消印’として縦書丸一印を集めているコレクターはこの時代の証書類にも着目する必要があるように思う。

  

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                       郵便支局 大ⅢH型  

               東京/下谷  明21.12.30

    S090127a

           ※画像はクリックで拡大します。

                      

      S090127b   

 

‘東京/下谷’は、明治23年1月16日にそれまでの郵便支局から郵便電信支局に局種変更された。したがって、同年4月1日の切手抹消開始時点では郵便電信支局であり、郵便支局時代の印影は切手上には存在しない

 

また、下谷と同じ日に郵便電信支局となった‘東京/神田’では局種変更直後から小型印の‘年ⅡH型’が使われているので、下谷も同様に郵便電信支局時代の大型印の存在の可能性はほとんどない

  

上記2つの事由から、下谷の大型印は、郵便支局時代に押された証書類上の印影でしか見ることはできない。紹介アイテムは、為替受領証に押された‘郵便支局・大ⅡH型’。同局の印影としては、‘郵便支局印’としても、また、‘大型印’としてもこれが唯一の確認例である。

  

  ※『たて書丸一印の分類と楽しみ方』(‘新’淺見本)では、郵便支局時代の同局の印影は‘未確認’。

 

   

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2009/01/24

OSAKA 外信不足・イニシアル入〈T〉印  ○OS/T

外信証示印の収集範囲は19世紀のものまで。1年ほど前までは全ての時代を対象としていたが、あまりの多さのために断念した。ただし、〈ADVERTISED〉印はある程度揃えられていることもあり、後の時代のものまで集めている。

  

カテゴリー‘外信証示印’の第1回。

 

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               ドイツ宛薄手唐草連合はがき2銭・料金1銭不足  

   料金不足証示印: イニシアル入〈T〉印 ○OS/T  1891.10.31

     S090125a

           ※画像はクリックで拡大します。

                      

            S090125b

  

 

直径14~16ミリの円の中に、局名を表す2文字のアルファベットと‘不足’を表すTを入れたものは外信用不足印の古い方から3番目のタイプ。これまで、国内8局(横浜・東京・神戸・長崎・大阪・京都・函館・小樽)と在外地7局(上海・天津・芝罘・仁川・釜山・元山・木浦)の計15局の使用が確認されている。使用年代は、局によってさまざまだが、1891~1906年を確認している。

 

上記の局のうち比較的良く見かけるのは、横浜・東京・神戸くらいで、残りはいずれも少ない。存在数のごく僅かな局もあり、15局と手ごろな数でありながら‘完集’は不可能に近い。

  

紹介アイテムは、このタイプではあまり見かけない大阪。円の直径は14ミリちょうど。 ‘S’の字の上部が開き気味なのが特徴。稀少な年号4字OSAKAの抹消印、中継印の年号4字KOBE共に鮮明で気に入っている。

 

   

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2009/01/22

縦書丸一印セレクション 4 : 肥前國/島原町為替取扱所

ここ数年、珍しいタイプ・少ない局を中心に、オークションでの縦書丸一印の落札値がかなり高くなっている。これは、郵便史熱の高まりにより‘非郵便印’が見直され、地元消印の一部として熱心に集めるコレクターが増えたことが大きい。

 

かつては、‘集めるべきではない’とまで言われた縦書丸一印

「縦書丸一印を集めています。」

などとは恥ずかしくて口に出せなかった頃が懐かしい!

  

今回は、入手に困難を伴うようになった今から3年ほど前のジャパンでの落札品。 

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                   為替取扱所・年ⅡK1型

             肥前國/島原町  明25.10.19

                 S090123a

      

 

‘為替取扱所・年ⅡK1型’の3所目。

 

‘肥前國/島原町’の印影は、前回の‘摂津國/難波’よりだいぶ遅れた。初めて見たのはいつか覚えていないが21世紀になってから。紹介アイテムは、2番目に見たもの。その後2,3点見ているので、現時点での確認数は、‘摂津國/難波’よりもいくらか多くなっている。

 

これらの‘超’が付くほど難しい郡部の為替取扱所の印影を、幸いにもこれまで全5所中3所集めることができた。残りは‘美濃國/加納’・‘石狩國/豊平’の2所。2所ともまだ印影未確認。姿を見るのはいつのことだろう・・・・・。

 

 

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2009/01/21

中型年号4字・TOKIOセリフなし 茶印

外信日付印の収集範囲は、初期大型欧文印から中型年号4字印まで。‘実逓で使われたもの’という条件から、リメンダー消印は除いている。

  

カテゴリー‘外信日付印’の第1回。

 

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                U小判1銭2枚貼・ニュージーランド宛印刷物  

    中継印: 中型年号4字・TOKIOセリフなし 茶印 1891.12.11

      S090121a

        ※画像はクリックで拡大します。

                      

        S090121c

      

 

中型年号4字印の印色は、一般的な黒(灰黒・青黒も含む)の他に、紫(横浜)や茶(横浜・長崎・東京)が知られている。紫や茶はいずれも‘インクパッドを間違えた誤用’としか思えないほど少ない。

 

これらの中でも最も少ないのが東京の茶印。単片上の印影を含めても全くといってもいいほど見かけない。西野本には‘1892年1月’のデータが報告されているが、秋元コレクション本には一切の記述がない。

  

紹介アイテムは、東京の茶印がニュージーランド宛印刷物の中継印として押された例。宛先のニュージーランドはこの時代では少ない。できれば‘差立抹消印’の使用例が欲しいのだが・・・、果たして存在するのやら?

 

   

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2009/01/18

縦書丸一印セレクション 3 : 摂津國/難波為替取扱所

縦書丸一印の収集方針は、開始当初から

「とにかく少ないものが最優先!」

であった。それ故、若い頃には月に1枚入手するのが精一杯ということも多かった。

 

「(そのような集め方は)間違いではなかった。」

今、その頃の収集品を眺めて、つくづくそう思う。

  

今回は集め始めて間もないころの入手品。 

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                  為替取扱所・年ⅡK1型

              摂津國/難波  明26.4.15

                 S090119a   

        

 

前回と同じ‘為替取扱所・年ⅡK1型’。前回は、下部Ⅰ欄の国名が省略されたサブタイプであったが、こちらは国名が入った正規のタイプ。

 

前回も述べたように、このタイプは『たて書丸一印の分類(淺見啓明著)』が発行された1977年の段階では、存在の可能性には言及されていたが、実際の印影は1点も確認されていなかった。

 

同著でこのタイプの存在の可能性を知ってから、自分で初めて確認、入手したのがこのアイテム。今となっては昔のことで思い出せないが、‘未確認タイプ’が入手できたことの喜びと感激ははかなり大きいものであったに違いない。

 

この局の印影はこれまで、これを含めて3点確認しているだけである。とにかく少ない印影。

 

 

  

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2009/01/17

外信抹消印図鑑 No.2 : 上海5枚プロペラ・SH85C

「外信抹消印の満月印などたくさんあって、集めるのに苦労はないだろう」と思われる向きも多いだろう。しかし、・・・。 

実際にタイプを意識して集めたことのある方にはお分かり頂けるかと思うが、これがなかなか難しい。満月印の多いタイプは決まったタイプばかり。満月印のごく少ないタイプも多いし、中には満月印など見たこともないようなものまで存在する。

未入手タイプの印影を見るとき、「これで妥協すべきか、否か?」の葛藤が常につきまとう。

 

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                上海・5枚プロペラ  SH85C                  

            S090117a_2   

       

No.1と比較しやすいように、もう1つの上海5枚プロペラ‘SH85C’。

   

これも、前回と同じく上海局ではポピュラーなタイプで、集めるのに苦労はない。1885年8月ころより使用された。ほとんどが、日付印の押されない印刷物での使用で、単片上の印影も、3銭以下の低額面切手がほとんどである。小判切手では、旧小判3銭以後に発行された切手に押されている5枚プロペラ印はこのタイプ。

画像の印影は、直径24ミリの円に収まるほどのかなり大きいサイズ。一般的には、直径20ミリほどの、これより2回りほど小さいサイズのものが多い。一般的に、消印のサイズは‘大 → 小’と変化するので、原型はこのような大型のサイズであった可能性が高い。また、黒地(プロペラの羽根)の太さもこのように太いものからSH77B(前回紹介のタイプ)と見分けがつけづらいほどほっそりしたものまである。このように、さまざまな形態が見られることから、この印は使用頻度が多かったか、かなり長期に渡って使用されたことが想像できる。黒地同士が成す角度はほぼ均等で、SH77Bのようなバラツキは少ない。 

ことによると、このタイプは1印顆ではない可能性もあるが・・・、それは今後の研究課題であろう。

 

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2009/01/15

縦書丸一印セレクション 2 : 宇都宮/大工町為替取扱所

縦書丸一印の方はこのシリーズが中心となるので、しばらく続けたい。

 

縦書丸一印は、つい最近まで人気もなく、また研究もあまり進んでいない消印であった。そのせいもあってか、幸いにもこれまで数多くの‘未確認タイプ’を自ら見つけだすことができた。

今回はそんな中の1点。 

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             為替取扱所・年ⅡK1・バランス型国名なし

           (下野國)宇都宮/大工町  明26.4.13

                 S090115a  

        

 

明治23.7.1より設置され始めた‘為替取扱所’は、全部で51所(途中改称を含めて55所)。そのうち、市部では下部Ⅰ欄に‘△△市’と入る‘年ⅡC1型’(‘赤阪一ツ木’は‘市’のない‘年ⅡC型’、‘神田淡路町’は‘東京市’が省かれ‘神田’がⅠ欄にまわされた‘バランス型’)、市制地区以外では下部Ⅰ欄に‘△△國’と入る‘年ⅡK1型’が使われた。

 

市制地区以外の為替取扱所は、‘美濃國/加納’・‘摂津國/難波’・‘下野國/宇都宮大工町’・‘石狩國/豊平’・‘肥前國/島原町’の5か所。これらの使用例は、1977年の『たて書丸一印の分類(淺見啓明著)』発行時点では未発見。その後、これまでに‘摂津國/難波’・‘肥前國/島原町’が数点ずつ、‘下野國/宇都宮大工町’は画像の1点しか確認されていない。残りの2所は未確認である。

 

画像の印影、本来ならば下部が右から順に‘下野國/為替取扱所/宇都宮大工町’となるところであるが、Ⅲ欄が6文字と長いため、国名を省略し、‘宇都宮’をⅠ欄にまわした‘バランス型’となっている。印影が未確認の‘美濃國/加納’・‘石狩國/豊平’は所名が共に2文字なので、、Ⅰ欄に国名の入った普通の年ⅡK1型が使用されたと思われる。となると、この‘年ⅡK1・バランス型国名なし’を用いたのはこの所だけということになり、このタイプは‘宇都宮大工町型’というニックネームをつけてもよいように思われる。

 

一昨年eBayでの落札品。

 

   

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2009/01/12

外信抹消印図鑑 No.1 : 上海5枚プロペラ・SH77B

外信抹消印の単片上印影の収集方針は、基本的に‘1タイプ1点’。西野本で、記号を与えられているタイプは無声印・イニシアル印合わせて約180。その中には、初期・後期で形状の大きく異なるものや印色違いも存在する。また、東京小型アステリスクは緑・黒印ともに形のヴァラエティーが多い。さらに、西野本では記号を与えられていないものも存在する。それらすべてを1点ずつで集めるとしても、収集対象は300近くになるだろう。

外信抹消印を‘台切手揃い’で集められている方もいて、自分もそうしてみたい気持ちも無くはないが・・・。そうなれば、気に入らない状態のものまで集めざるを得なくだろうし・・・、それは本意に沿わない。人により価値判断の基準は異なるだろうが、自分にとっては、‘より多く集める’ことよりも‘1タイプ1点をすべて満足のいくもので揃える’ことの方がより意欲を掻き立てられる。

  

このような考えで収集を進め、現在ではメインナンバーのタイプはほぼ集められた。もちろん、まだ不満足な印影のものが圧倒的に多いが、「このタイプの代表的な印影はこれだ!」と自信を持って見せられるものも全体の2割ほどに達している。

外信抹消印図鑑’では、そのような‘抹消印の特徴を知ってもらうためのサンプル’として薦められる印影を順次(未入手のものは入手次第)紹介する。使用局・年代はランダムなのでご容赦願いたい。

夢は‘究極のサンプル集’。このシリーズのNo.が300になるころその夢に近づく!

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                上海・5枚プロペラ  SH77B                  

           S090112a

 

初回は、‘上海5枚プロペラ・SH77B’。

1877年12月の使用例がある。上海局の抹消印の中でもよく見られる消印。上海の5枚プロペラには、1885年に使われたもう1つのタイプ(SH85C)があるが、こちらの方が放射線がいくらかほっそりしていてスマートな印象を受ける。2つのタイプは、台切手によって区別できるものが多いが、台切手だけでは判断できない場合、後期のSH85Cの中には時期や押され方によりこれと紛らわしいものもあるので注意が必要だ。このタイプの場合、下図の白い○の部分の形状に特徴があり、この部分が一致すればこのタイプと特定できる。また、赤いの部分は欠落している場合が多い。また、隣同士の放射線の角度は、45°くらいのものから90°以上になっているものまであり不揃いであるのもこのタイプの大きな特徴。

台切手は、鳥切手以降の手彫や旧小判の黒1銭・オリーブ2銭に多い。小判切手では5銭や10銭のものがあれば珍品である。

  

        S090112b

     

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2009/01/10

縦書丸一印セレクション 1 : 韓國/平壌の朱印

2つの分野の初回のUPも無事に終わった。あとは竜頭蛇尾にならないように気をつけないと・・・。

これからは、縦書丸一印・外信印ともにいくつかのシリーズに分け、それらをパラレルに進めていく予定。

  

自分の縦書丸一印コレクションの中核を成すのは何と言っても稀少アイテム。

縦書丸一印セレクション’では、タイプ・使用局・タイプと台切手の組み合わせ等さまざまな要因からこれまでの確認例がごく僅かなものを紹介する。なお、このブログ全体を通して、稀少性に関する記述は、自分の狭い見識によるものに過ぎないのでご留意いただきたい。

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                            朝鮮・郵便局・月ⅡK1型

                       韓國/平壌  明34.10.1                  

                 S090110a

   

 

韓国の‘郵便局・月ⅡK1型’の使用局は仁川・元山・木浦・鎮南浦・馬山・城津・京城・群山・平壌の9局。このうち普通に見かけるのは仁川・元山くらいで残りはいずれも少ない。特に、城津・京城・平壌の3局は数点未満の確認、群山は未確認である。

紹介する印影は、無加刷菊10銭に押された‘韓國/平壌’の朱印。平壌郵便局は、加刷切手廃止後の明34.6.1の開設で、同日から為替・貯金取扱も始まった。この局の印影はこれを含めてこれまで3例見ているが、朱印はこれだけ。他のタイプも含めて在朝鮮局の縦書丸一印では唯一の朱印である。今は無きMSAオークションでの懐かしい落札品。                 

    

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2009/01/09

ネギ5銭・横浜局適正使用

外信印の方も‘初回’ということで。本来ならば‘TREASURE BOX’に入れるべきものだけれども・・・。

ご覧のように、横浜差立アメリカ宛書状のフロント(正確には周囲がカットされた‘フロントの一部’で、しかも破れ補修)。

ネギ5銭は、1876年4月1日より日米間・国内上海間(上海米国間も同)の外信書状基本料金が5銭に引き下げられたことにより発行された。同年6月23日には旧小判5銭が発行されるので、‘.1~6.22までの上記間の外信書状’がこの切手の‘適正使用’となる。まだ外信の絶対数がそれほど多くなく、また適正使用期間が3か月にも満たない短さであったので、ネギ5銭適正使用の確認例は極めて少ない。

この切手の初期外信使用としては、故水原コレクションの上海差立長崎宛(1876.5.30)や、クラーク博士差出で札幌の◎KG印で抹消された米国宛(1876.8.9)などがあるが、適正期間に国内局から差立てられた例は自分では他に見た記憶がない。

抹消印は‘タマゴ型’が特徴的な白抜十字(西野本のYH76B)で、同じ日付の他のカバーと印影の特徴が一致し、カバーにもタイしている。また、指定船名の‘コロラド号’やサンフランシスコの着印日付(5.19)も問題はない。

完全な‘エンタイア’でないのは残念だが、‘貴重な資料’ではある。

 

           図案改正ネギ5銭単貼横浜差立アメリカ宛書状(フロント)  

      外信白抜十字・YH76B+二重丸PAID ALL 1876.4.26

      S090109a_2

           ※画像はクリックで拡大します。

                    

           S090109b_2     

    

 

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2009/01/07

有栖川宮・北白川宮各2銭ガッター田型貼貯金台紙

「初回は何にしようか?」

いろいろ迷ったあげく

「これまで紹介していないもので何か華やかなものを・・・」

ということで・・・・・。

 

 日清戦争勝利記念の有栖川宮2銭と北白川宮2銭が各8枚ずつ合計16枚と菊1銭が1枚貼られた貯金台紙。その中で、中央から上に貼られているのが有栖川宮・北白川宮の各ガッター入田型になっている。

 記念切手についてはあまり詳しくないが、この切手のガッターブロックは、未使用や発行初日の欧文印が記念に押されたもの以外はほとんど見かけない。非郵便印ではあるけれども、このように自然にできた使用済は極めて少ないであろう。

 消印自体は平凡なものだが、とかく地味になりがちな縦書丸一印コレクションに彩りを添えてくれる貴重なアイテムで気に入っている。

 

                                        郵便局・月ⅡK型

                        播磨/安志  明34.10.-

   S090107a

   ※画像はクリックで拡大します。

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青雲の志

  

 

 新たなる出会いを求めて・・・ 

  

                           

 

                                                      

                     縦書丸一印収集の原点

          S081230a_4

   

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