1年2か月ぶりの更新。 ebayでの落札品。
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1889.12.- 紫印
ebayでの落札品。数十枚のロットものの中の1枚で、オークション画像では1枚当たりの画像が小さく、‘年号4字であること・紫印・年号は1889か1890・月はDEC’だけしか分からなかった。局名は全く判読不能であった。
状態もあまり良さそうではなかったが、「YOKOHAMAの紫印か…。年は分からないけど、DECなら紫印の未見データ」との判断で落札。そう思ったのも無理はない、というのも年号4字印の紫印はこれまでYOKOHAMA局のものしか確認されていないのである。
ところが、届いた落札品を見てビックリ!日付は1889年12月、局名はK…。

‘K’で始まる年号4字印使用局は他に‘KIOTO’があるが、京都での同印の最古データは1891年9月であり、この印が京都局である可能性はゼロに等しい。
また、入手品の印影をトレースして下掲の1890年3月のKOBEの印影に重ね合わせたところピッタリと一致した。
このことから、この印が神戸局のものである可能性は極めて高い。
神戸局では、1891年8月末までは主に小型20ミリ印が使用されていたためその期間の年号4字印は少なく、殊に1890年の印影は稀少である。確認最古データは秋元コレクション本の1890.1.16。また、この局の紫印はこれまで確認されていない。
もしこの印が神戸局のものであれば、同局の1889年の印影および紫印は初めての確認ということになる。局名が完全に読める2点目の出現が待たれる。
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